テラドローンが防衛市場に参入 ー 米国子会社「Terra Defense」設立を発表
2026年3月30日
|In ドローン最新記事
産業用ドローンの国内大手、Terra Drone株式会社(東京都渋谷区)は2026年3月23日、防衛装備品市場への本格参入を発表しました。急速に変化する国際安全保障環境を背景に、これまで培ってきた民間向けドローン技術を防衛分野に展開する戦略的な転換点となります。
参入の背景と市場規模
中東情勢やインド太平洋地域の地政学的緊張が高まる中、世界の防衛用ドローン市場は2025年時点で約2兆5,169億円。2030年には約3兆6,335億円(年平均成長率7.6%)に達すると予測されています。徳重徹代表取締役は「ドローン技術の進化により、安全保障の在り方は不可逆的に変容している」と述べ、今が参入の最適タイミングと判断したとしています。
3つの重点戦略
- 米国子会社「Terra Defense」の設立:2026年度内に設立予定。国際的な防衛アセットの調達・供給・ロジスティクス網を担います。
- 段階的なグローバル展開:日本を核心市場としつつ、ウクライナ・NATO加盟国・アジア諸国・中東への展開を計画。
- 次世代アセットの拡充:FPVドローン(光ファイバー式で電波妨害環境にも対応)、迎撃ドローン(ロケット型・固定翼型・ジェット型)、無人ボート、偵察用ドローンなどを開発予定。
産業ドローン技術が安全保障に
テラドローンは2016年の創業以来、レーザー測量や自動航行システムなど産業用途で実績を積み上げてきた企業です。今回の防衛参入により、インフラ点検・測量・物流で磨いた自律飛行技術が、安全保障の現場にも活かされることになります。発表翌日の株式市場では買い注文が集中し、気配値が制限上限に達するなど、投資家からも高い期待が寄せられています。
ドローン産業全体への影響
民間技術の防衛転用は、ドローン産業全体の市場拡大にもつながる可能性があります。国内の防衛予算が増加傾向にある中、今後は他のドローン企業が同様の動きを見せるかどうかにも注目が集まります。
この記事はAIが最新のドローン関連ニュースを要約・編集したものです。
詳細は各参照元をご確認ください。
参照元:
日本経済新聞「新興テラドローン、防衛産業に参入 米国に子会社を設立」
DRONE.jp「テラドローン、防衛装備品市場へ本格参入 米国で「Terra Defense」設立を2026年度内に推進」